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妊娠と喘息

2010.08.02

みなさんこんにちは!!

呼吸器専門医の石田一雄です。

今回は、妊娠と喘息についてです。

最近の研究では、妊娠すると喘息患者さんの1/3が不変、1/3が改善し、残り1/3が悪化すると判明しています。最近では、妊娠中にも安心して使用できる喘息治療薬があり、安心して妊娠できます。

喘息治療薬も進歩しましたが、妊娠中の喘息患者さんが注意することは、環境の整備(以前の記事を参照してください)とたばこの煙を回避することです。煙草の煙は、喘息治療薬の効果を打ち消してしまうことがわかっており、妊娠中に煙草の煙を吸うことで、生まれてくる子供が喘息を発症しやすくなるかもしれないことがわかってきました。ご自分は、喫煙していなくてもご家族が喫煙され、その煙を吸うことがおなかの子供さんに影響を及ぼすかもしれません。みなさん、ご注意ください。

追伸―現在、私の勤務するクリニックにて、診療を受けていただいている患者さん方へ

突然で大変申し訳ありません。本年8月20日をもって退職することになりました。当初予定より10日ほど繰り上がってしまい、みなさんに御迷惑をおかけして大変申し訳ありません。

なお、10月1日より小田急線新百合ヶ丘駅南口より徒歩1分圏のイトーヨーカドー前のビル(1階がみずほ銀行)4階で開業予定です。

この件についてのお問い合わせについては、私のメールアドレスyasuoishidasusukino1@air.ocn.ne.jp にメールをしていただくか、お渡ししている生活指導の名刺に載せている携帯電話にご連絡ください。

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